イベントレポート

イベント風景
当日は前週末の大雪が嘘のように天候に恵まれた冬晴れのもと、学士会館に175名の聴衆を集めて講演会が行われました。

1件目の講演はメークアップの研究の中でも特に仕上がりに特化した研究についての総論的なお話と、それを具現化した素材の開発についていくつかの具体例をお話していただきました。特に仕上がり研究のコンセプトの着眼点には講師の先生独特の視点が随所に感じられる内容であり、40分という講演時間では短く感じるような大変興味深い講演でありました。講演後もメークに対するアドバイスに関わるものから実際の粉体材料に関する科学的な疑問まで多岐にわたる質疑が大変活発に行われました。

2件目の講演はきれいなお肌と健康を作るためにはこれまでの西洋医学的な局所的な治療ではなく、全人的な観点からストレスマネジメントやホルモンと上手に付き合っていく、いわゆるホリスティックケアが必要であるという内容でありました。化粧品を使うことによってストレスマーカーが減るというデータなどもお示しいただくなど美容医療と化粧品との接点についてもお話いただき、大変興味深い内容でありました。中でも今話題のデトックスについては医学的見地からのアドバイスも多く、化粧品業界にも新たな視点を与えるインパクトのある内容でした。講演後も市場のトレンドとホリスティック医療の関連や更年期からの肌への対応法などを問う質問などが多く、参加者の美容医療への高い関心が見られた大変有意義な講演でした。
 
 

イベント情報

【東京】学術部会A報告 〜第246回「学術講演会」

イベント画像 【講演-1】
『メークアップ化粧料における繊維粉体の活用』
ポーラ化成工業(株) 研究所メークアップ開発部 坂崎ゆかり氏
[要旨]
 弊社では、これまで肌や粉体素材の光学特性に着目して、肌を美しく見せるための技術開発を行ってきました。そうした研究を続ける中で、繊維粉体には、特殊な光学効果があることがわかってきました。従来の粉体素材とは異なる構造特性、光学特性を持つ繊維粉体をベースメーク料に配合することで、今までにない仕上がりや質感を演出することができるようになっています。本講演では、繊維粉体の光学特性と、それを配合したメーク料の仕上がりについて紹介させて頂きます。
 
【講演-2】
『スキンケアにおけるホリスティック医療の重要性』
ボーテラボ スキンケアクリニック ギンザ院長 土居美佐氏
[要旨]
 最近の医療界では、従来の臓器別の近代西洋医学的な治療では限界があり、ホリスティック医療の重要性がクローズアップされてきています。
 スキンケアにおいても肌トラブルの原因を肌局所だけでなくライフスタイルや心身の問題のなかにも見出し、全人的にケアをする必要性が叫ばれています。
 ボーテラボスキンケアギンザでは、先端の美容医療はもちろんのこと、肌と女性ホルモンやストレスマネージメント、栄養にいたるまで、全人的なケアをおこなっています。
 その理論と実際を講演でご紹介します。
 
こちらのイベントは
「正会員」「準会員」「シニア会員」「正会員代理」
が参加できます
 
期 日 2008年02月07日(木)
午前 14:00 〜 午後 16:20 (13:30〜受付開始)
会 場学士会館
東京都千代田区神田錦町3-28
講 師 ポーラ化成工業(株) 研究所メークアップ開発部 坂崎ゆかり氏
ボーテラボ スキンケアクリニック ギンザ院長 土居美佐氏
参加費用 SCCJ会員 無料  一般 無料
懇親会費用 SCCJ会員 無料  一般 無料
お申し込み
イベントは終了しました。
お問い合わせ 日本化粧品技術者会 東京支部事務局

TEL:03-3586-0775 FAX:03-3586-0833
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