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「日本化粧品技術者会 発足60周年記念講演会」

  • 日本化粧品技術者会発足60周年記念講演会
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  • 受付にて
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  • 熊野会長あいさつ
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日本化粧品技術者会発足60周年を記念しての講演会が、2008年2月26日、パシフィコ横浜会議センターにて開催された。当日の参加者は400名を越え、講演に対する期待の高さがうかがえた。
第一部は「QOLと化粧品」をテーマとして、化粧文化教育の現状について大阪樟蔭大学の村澤先生より、化粧の心理行動的効果と社会的有用性について同志社大学の余語先生より、そして免疫機構から考える炎症性加齢について桐蔭横浜大学の後藤先生より、ご講演いただいた。3人の先生方は、それぞれ教育や研究の場における最前線の情報を分かりやすく解説して下さり、時間が短く感じられる程、充実した内容であった。
「暗黙知の継承」をテーマとした第二部では、人づくりの重要性について東大阪宇宙開発共同組合の竹内先生より、また、宗教学者の立場からとらえた「死」について国立歴史民俗博物館名誉教授の山折先生より、ご講演いただいた。仕事観、人生観にうったえかる内容で、心に響く内容であった。
また講演会の後には、会場をヨコハマグランドインターコンチネンタルに移して、祝賀パーティーが催された。経済産業省、厚生労働省、日本化粧品工業連合会からの祝辞に加えて、熊野会長、光井名誉会長、尾澤名誉会長からは、技術者会の歴史を感じさせる挨拶があった。祝賀パーティーは大変賑やかに且つ和やかに進行し、中締めが行われた19:30時点まで、多くの参加者が残っていたことも、本会の成功を示す一つの表れかと思われた。