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【SCCJ主催】国際学会での発表実践対策講座「オーランド大会発表者の集い」

  • 講義風景1
  • 神田氏講義風景「英語での発表なんて怖くない!」
国際学会での発表実践対策講座「オーランド大会発表者の集い」レポート

2016年7月12日、日本化粧品技術者会(SCCJ)の国際化促進の一環として、2016年10月に開催されるIFSCCオーランド大会の発表者と共同演者を対象に「発表者の集い」が大阪の国際交流センターで開催された。「発表者の集い」は初めての試みであり、国際委員会が企画、講師も国際委員会メンバーが務めた。約2時間弱のプログラムではあったが、定員50名に対して56名が参加した。

まずは国際委員会委員長山本氏より挨拶があり、IFSCCで今後も日本の化粧品技術者が活躍することを期待していること、そして2020年の横浜大会も盛り上げたいとの意思表明があった。またイラン協会のモハメド氏から2017年春に開催されるASCSイラン大会の紹介がなされ、多くの日本人の参加が求められた。次に、国際委員南野氏より、IFSCCとは何かという説明の後、IFSCCランキングで今日本が1位にいること、そしてこの地位を維持するためにも国際学会での日本の化粧品技術者の活躍が重要であるとの話があった。また、事前に集められた過去のIFSCC大会の発表経験者アンケート(回答数:152名)の結果から、口頭発表・ポスター発表の心得・アドバイスが紹介された。
続いて、副委員長の神田氏による「英語での発表なんて怖くない!」では、多くの日本人発表者が苦手に感じている質疑応答の実例がいくつか紹介され、これから発表の準備をする発表者にとって有意義なものであったようだ。
その他、学術発表以外にも学会中のイベントでのマナーなども紹介され、初めてIFSCCに参加する方にとって、少しは気持ちに余裕ができたようだ。「発表者の集い」参加者にアンケートをとり、今後もより良い情報発信ができるようにしたい。
末文ではありますが、IFSCC大会の発表経験者アンケートにご協力いただきました皆さまに御礼申しあげます。
(SCCJ国際委員 小笠原和子/味の素(株))
 

■■■IFSCC Website NEWSより■■■
IFSCC WebsiteのNewsに「集い」の報告が掲載されました。
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IFSCC News【SCCJ PREPARES PRESENTERS FOR ORLANDO CONGRESS】