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第13回「勉強会ワークショップ」

  • 第13回勉強会会場
  • 海野先生ご講演風景
  • 山崎先生ご講演風景
《第13回勉強会 ワークショップ報告》
日本化粧品技術者会 大阪支部
幹事長 柴山 柴山 裕治
勉強会委員長  吉井 隆 

日本化粧品技術者会大阪支部第13回勉強会の活動報告をさせていただきます。

近年、新製品紹介、美容記事、化粧品トレンド、美容方法などが映像メディア、女性雑誌、ウェブコンテンツ、ブログなどのメディアミックスで取り上げられ、美容ジャーナリストの役割が益々重要になっています。また、これらのメディア情報は一般女性にとって重要な情報源になっています。そこで、今回、女性雑誌を中心にして第一線でご活躍の二名の美容ジャーナリスト、海野由利子先生と山崎多賀子先生をお招きし、ご講演と共にパネルディスカッションを通して製品開発への提言をしていただきました。さらに技術交流会では二名の演者の方々との活発な意見交換によって、参加者にとって魅力ある製品開発へのヒントを得ていただけたと思います。


《ワークショップタイトル》
日本化粧品技術者会大阪支部第13回勉強会
「美容ジャーナリストからの化粧品開発への提言」


《開催日、時間、場所》
日  時: 平成22年2月26日 PM 1:30 受付
場  所: 薬業年金会館  401・402号室 (谷町6丁目駅下車C階段4番出口)

《参加者数》
一般参加者 90名 (勉強会委員および事務局 11名)

《講演、ワークショップ》
講演1 美容医療ジャーナリストからみた現在の化粧品トレンド、雑誌読者の反応
    演者 海野由利子先生
トレンドって何でしょう?トレンド分析で陥りがちな“惜しい”製品もたくさん見てきた経験から
   ・化粧品の良さとは、成分の良し悪しだけでは決まりません。
   ・女性は年代だけでは区分けできません。趣味・志向で欲しい化粧品は違うのです。
   ・使用感の良さは化粧品の命。

講演2 乳がん闘病経験からの女性にとっての美しさの価値
    演者 山崎多賀子先生
    日本人女性の20人に1人が乳がんにかかるということを。もしあなたが乳がんになったらどうする?どう乗り越える?病気と向き合っていくために必要な正しい知識。現代女性にとって、闘病中も「キレイ」でいることがどれだけ大きな勇気になるかを、具体的な内容で紹介。

パネルディスカッション 
「化粧品の機能面(ハード)とメンタル面(ソフト)のバランスについて」をテーマとして、海野先生、山崎
先生と末次、前川、寺井、宮本、吉井の各勉強会委員が、ジャーナリストと化粧品技術者の視点の違いから参加者の興味ある内容についてクロストークしました。

情報交流会
海野先生、山崎先生との名刺交換、談話が最後まで続いたことに驚かされましたが、それだけ、若手研究者にとって関心のある内容を提供できたと思います。