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第152回「技術見学会」のご案内

  • 羽田空港JAL格納庫 見学の様子①
  • 羽田空港JAL格納庫での見学の様子②
  • 新日鐵住金(株)君津製作所 見学の様子 第4高炉①
  • 新日鐵住金(株)君津製作所 見学の様子 第4高炉②
第152回技術見学会レポート
2013年6月3日(月)、東京支部渉外部会主催の第152回技術見学会を開催いたしました。今回は空の安全を支えるJALの機体整備工場と、人々の生活を支える鉄を製造する新日鐵住金(株)君津製鉄所を見学しました。

当日、参加者は64名で、梅雨の晴れ間の爽やかな天気の中、羽田空港のJAL機体整備工場に向かいました。最初にビデオなどで航空機が飛ぶしくみや低燃費化への取り組みについて大変分かりやすく説明していただきました。次に格納庫で航空機を整備する様子を見学しました。定期的な点検の他に、一定時間をフライトした機体は塗装や座席などすべてを取り払って整備されるということで、その徹底ぶりに大変感心させられました。

羽田空港を後にして、アクアラインを渡り木更津の「ホテル銀河」で美味しい昼食をいただきました。
午後の見学先の新日鐵住金(株)君津製鉄所に到着すると、まず、敷地の広さ(東京ドーム220個分)に驚かされました。概況説明を受けてからガイドのお話しを伺いながらバスでプラスチックリサイクル設備・世界最大級の第4高炉・厚板の圧延工程を見学しました。プラスチックだけでなく、水や製造工程で発生するガス、副産物などを再利用するプロセスは素晴しいものでした。そして、巨大な高炉で造られた銑鉄が熱いまま貨物車で運ばれ、真っ赤な熱い板となって圧延される工程は圧巻でした。迫力がありながら、きめ細かい品質管理がなされているところも大変勉強になりました。
次回は来秋の開催を予定しております。皆様の参加を心よりお待ち申し上げます。
(渉外部会)