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IFSCC 2017 Conference Seoul,KOREA

  • 日本から参加した皆さま
  • 口頭発表の会場
  • ガラディナーAward表彰の様子1
  • ガラディナーAward表彰の様子2
  • ガラディナーAward表彰の様子3
IFSCC 2017 Conference Seoul参加報告
10月23日〜25日にソウル市内のGrand InterContinental Hotel Seoul Parnasにて開催された今年の中間大会は、“Cosmetic Science:Beauty,Convergence&Creativity”というテーマで、6題の基調講演と23題の口頭発表、323題のポスターが発表されました。800名収容の口頭発表の会場も連日満席で、日本からの4題も含めて活発な議論が行われました。韓国協会の正式発表によると参加者数は1,042名で、韓国の参加者が最も多く601名、次いで日本から140名、そして中国からも89名が参加し、中間大会としては最大規模となりました。

初日に開催された韓国コスメに関するWorkshopは、クッションファンデやBBクリームなど韓国発の化粧品の開発や、現在の韓国コスメのトレンドなど興味深い内容で、日本人も多く参加し刺激を受けたようでした。全プログラム終了後、韓国で有名な太鼓パフォーマーのショーで幕を開けたGALAパーティでは、Awardの発表が行われ、口頭発表賞は宮沢和之氏(株式会社資生堂)、ポスターはスイスの研究者が受賞しました。

【The Johann Wiechers Award】(Best Podium Award)
O-20 DEVELOPMENT OF A SHIELD TECHNOLOGY TO KEEP OFF AIR POLLUTANTS - Contribution to quality of life through a protective biocompatible polymer
(Kazuyuki Miyazawa et al. SHISEIDO, Japan)
【Poster Award】
P-108 How far can we predict sensorial feelings by instrumental modelling?
(Petra HUBER et al. Zurich University of Applied Science ZHAW, Switzerland)

SCCJでは今年もソウル大会参加旅行団を結成、東西合わせて77名に参加して頂き、結団式や大会終了後の企業視察を通じて交流も深めることができました。来年ドイツのミュンヘンで開催されるIFSCC Congress 2018に向けて旅行団や発表者の集いを企画していきます。SCCJは引き続き、IFSCC参加者・発表者の皆様を全力でサポートしていきます。そして、2020年に横浜で開催されるCongressの主催者として、日本の技術者がさらに存在感を示せるよう、準備を進めて参ります。

SCCJ広報委員会・副委員長/IFSCC 2020広報部会・副部会長 岩瀬史明/岩瀬コスファ(株)