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第23回「研究会」

  • 第23回「研究会」会場風景
  • 熱心に聴講する参加者
  • 交流会で挨拶する中村部会長(学術部会B)
  • 交流会で意見交換する参加者
最近の化粧品研究開発に携わる研究員(技術者)は、多岐な処方開発ばかりでなく、ソフト構築や販売支援のデータ整理など広範囲な業務に追われているのが実情ではないでしょうか。基礎研究を担当されている方はべつかもしれませんが、化粧品の処方開発の基礎ともいうべき“乳化技術”について、じっくり考え検証してみるという機会が少なくなってきているように思えます。
ということで、今年度の「研究会」は、“基本に返って乳化技術を学ぶ”をテーマとし、各企業の乳化技術分野で活躍されている5名の講師に講演をいただきました。
募集開始一週間で定員満員になるというこれまでにない人気で、お断りせざるをえなたった多くの皆様には、大変申し訳ありませんでした。「研究会」の主旨が、若い研究者(35歳未満)が気軽に(費用面の手頃さ、同世代の技術者間の交流など)参加出来る会として位置づけており、一般の講演会やセミナーと一線を画しているところです。
鈴木講師には乳化技術の基礎編を講演頂き、早瀬・紺野・今村・岡本の各講師の皆さんには、各社の特徴的な乳化技術について講演頂きました。参加者も終始熱心な聴講で、有意義な研究会だったと思います。
また、研究会の特徴でもある講演終了後の“交流会”では、飲物と軽食(サンドイッチなど)をつまみながら、講師との質疑や参加者間の交流に、話の輪が拡がりました。
次回は12月上旬に、同テーマで“参加者討論方式”にて開催予定です。講演時間を短縮し、講師を交えた参加者同志のグループ討論で、技術面での質問や悩みに対応していきます。
近日中にご案内致しますので、特に今回参加出来なかった方々は是非ご参加下さい。

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