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第7回「化粧品技術実践講習会」
「第7回 化粧品技術実践講習会」参加レポート
2025年9月29日、「第7回 化粧品技術実践講習会」に参加しました。
化粧品技術実践講習会は、実務経験5~6年の技術系職種を対象に、処方開発の基礎から応用までを体系的に学べる場です。私自身、以前から参加を望みながら機会に恵まれず、今回が初めての参加となりました。取材という立場ではありますが、ようやく足を運べる喜びと期待を胸に会場へ向かいました。
東京会場に入ると、全国から集まった化粧品技術者の活気が感じられました。大阪会場ともサテライトでつながり、離れた場所にいても同じ空気を共有しながら学べることが印象的でした。専門家から直接学べる実践的な講習は、日常業務では得られない発見に満ちた貴重な機会でした。
講習では、化粧品関連法規、界面化学、スキンケア・ヘアケア・メイクアップ処方、頭髪用化粧品の設計、香料、防腐技術、安全性や有用性評価まで、まさに化粧品設計の全領域を網羅。総勢9名のスペシャリストによる講義は、「実践講習会」の名にふさわしく、どのセッションも専門性が高く、実務に直結する内容でした。
特に印象的だったのは、知識の習得以上に“経験から得られる知恵”に触れられたことです。講師の先生方が長年の研究や開発現場で培ったエピソードや、「私はこのように考えて、こう進めた」といった思考のプロセスに触れられることは、通常のセミナーでは決して得られない価値でした。聞いているうちに、自分の中で曖昧だった知識が立体的に結びつき、理解が深まっていく感覚を何度も味わいました。
また、講習後に行われた情報交流会も大きな学びの場でした。講師の先生方の周りには質問や相談をしたい参加者が集まり、普段は接点の少ない化粧品技術者同士が語り合う光景が広がっていました。その熱気を肌で感じ、「これこそがSCCJの魅力だ」と強く実感しました。
今回の講習会を通じて、化粧品開発の奥深さと面白さ、そして難しさを改めて実感しました。ここで得た学びは、確実に今後の業務に生かせると確信しています。企画・運営に尽力された委員の皆様、そして貴重なお話を共有くださった講師の先生方に、心より感謝申し上げます。
これからも、さらなる学びを重ねていきたい――そう思わせてくれる、大変有意義な一日でした。化粧品開発に携わる方には、ぜひ一度参加をおすすめしたい講習会です。
2025年9月29日、「第7回 化粧品技術実践講習会」に参加しました。
化粧品技術実践講習会は、実務経験5~6年の技術系職種を対象に、処方開発の基礎から応用までを体系的に学べる場です。私自身、以前から参加を望みながら機会に恵まれず、今回が初めての参加となりました。取材という立場ではありますが、ようやく足を運べる喜びと期待を胸に会場へ向かいました。
東京会場に入ると、全国から集まった化粧品技術者の活気が感じられました。大阪会場ともサテライトでつながり、離れた場所にいても同じ空気を共有しながら学べることが印象的でした。専門家から直接学べる実践的な講習は、日常業務では得られない発見に満ちた貴重な機会でした。
講習では、化粧品関連法規、界面化学、スキンケア・ヘアケア・メイクアップ処方、頭髪用化粧品の設計、香料、防腐技術、安全性や有用性評価まで、まさに化粧品設計の全領域を網羅。総勢9名のスペシャリストによる講義は、「実践講習会」の名にふさわしく、どのセッションも専門性が高く、実務に直結する内容でした。
特に印象的だったのは、知識の習得以上に“経験から得られる知恵”に触れられたことです。講師の先生方が長年の研究や開発現場で培ったエピソードや、「私はこのように考えて、こう進めた」といった思考のプロセスに触れられることは、通常のセミナーでは決して得られない価値でした。聞いているうちに、自分の中で曖昧だった知識が立体的に結びつき、理解が深まっていく感覚を何度も味わいました。
また、講習後に行われた情報交流会も大きな学びの場でした。講師の先生方の周りには質問や相談をしたい参加者が集まり、普段は接点の少ない化粧品技術者同士が語り合う光景が広がっていました。その熱気を肌で感じ、「これこそがSCCJの魅力だ」と強く実感しました。
今回の講習会を通じて、化粧品開発の奥深さと面白さ、そして難しさを改めて実感しました。ここで得た学びは、確実に今後の業務に生かせると確信しています。企画・運営に尽力された委員の皆様、そして貴重なお話を共有くださった講師の先生方に、心より感謝申し上げます。
これからも、さらなる学びを重ねていきたい――そう思わせてくれる、大変有意義な一日でした。化粧品開発に携わる方には、ぜひ一度参加をおすすめしたい講習会です。
SCCJ広報委員 松嶋 高志(CBON)
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