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チキソトロピー [thixotropy]

物質にひずみや応力を加え流動させたとき、流動性が一時的に増加し、流動を停止すると、所要時間の長短にかかわらずふたたびもとの状態に回復する現象.チキソトロピーは粒子間の凝集力による構造形成能に大きく支配される.概して球形粒子よりも非球形粒子の分散系で著しく見られ、また粒子表面の影響が重要となる1 mm以下の粒径の粒子の分散系でも著しい.(菅原享)

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