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適正包装 [optimum packaging]

化粧品容器における適正包装とは、容器本体(個装)や詰め合わせ箱などの包装形態が過剰、過大包装になっておらず適正な容積で設計され、また適正な容量を表示していることである.近年の消費者保護や資源の有効利用、廃棄物処理問題の観点から、法規制にのっとっていることが重要である.
適正容積
公正取引委員会の化粧品の適正包装規則や日本化粧品工業連合会の化粧品包装適正化方針で、容器本体(個装)について、通常は表示容量が30 gを超えるものに関しては、容器体積の40%以上が内容物であることが定められている.また、容器と外箱との割合も定められている.
適正容量
内容量が10 gまたは10 mLを超える場合は内容量を表示しなければならない.また、その表示量と実際の内容量の誤差に関する許容範囲は、20℃において±3%以内と定められている(厚生省薬発546号).(鳥居晶仁)

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