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RIFM（リフム） [Research Institute for Fragrance Materials]
香粧品香料の安全性を調査、研究する国際的な研究機関．1966年、米国のニュージャージーで設立された．会員制で現在、世界の香料、化粧品、トイレタリー会社約70社からなる．香粧品香料の安全性データの収集、分析、安全性の試験・研究、結果の評価を行い、スタンダード（IFRA＊（イフラ）の自主規制の基準）の作成にあたっている．結果の評価とスタンダードの作成は、毒性学、薬理学、皮膚科学、それぞれの分野の世界的な権威で、業界と無関係で完全に中立な立場の学者によって構成されるエキスパートパネルで行われ、全体の流れの中で、IFRAの科学委員会も全面的に協力する．香粧品香料の安全性に関してRIFMとIFRAは補完しながら、その目的を十二分に発揮している．RIFMの研究成果は、Food and Chemical Toxicologyに公表される．（浅越亨）