LIBRARY ライブラリー

N-アシルメチルタウリン塩 [N-acyl methyl taurine salt]

タウリン(2-アミノエチル-1-スルホン酸)のアミノ基にアシル基とメチル基を結合させ、アルカリで中和してつくられ、陰イオン性界面活性剤として使用されている.人や動物の胆汁中に存在するタウロコール酸に類似した構造をもつ.白色〜微黄色の結晶性の粉末または固体で、水に対する溶解性、耐酸、耐アルカリ性に優れているとともに、親水基がスルホン酸塩なので耐硬水性に優れている.皮膚、毛髪に対して温和であり、優れた起泡性、洗浄力を示すので、シャンプー、ボディシャンプー、洗顔クリーム、化粧石けん、バブルバス(→浴用剤)などに使用される.(太垣成実)

用語検索

索引