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吸油特性 [oil absorption characteristic]

粉体の特性の一つで、粉末の油分に対する濡れやすさを表す特性である.実際に用いられるパラメーターは吸油量といわれ、一定量の粉体が含有しうる油分の量で表される.その測定方法は、粉体100 gにあまに油を少量ずつ加え、へらを用いて練り合わせながら粉体の状態を観察し、ばらばらと崩れる状態から、一つのパテ状の塊になる点を見出し、その時点の油分の量(mL)を吸油量とする.吸油量測定に使用する油は、基本的にはあまに油であるがそれ以外の油分を用いることもあり、そのさいには使用した油分を記載しておく.なお、吸油特性は、粉体の種類により異なり、粉体の粒度や形状、およびその表面の分子状態などが影響する.また、プレス状化粧品(ファンデーション、白粉(おしろい)、アイシャドーなど)における使用性や成形性などは、配合粉体それぞれの吸油特性が考慮されて設計されている.(南孝司)

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