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コロイド分散系 [colloidal dispersion]

大きさが約1 μm(10×(−6) m)〜1 nm(10×(−9) m)の範囲にある粒子が、分散媒中に分散しているものをいう.分散系は、分散質、分散媒がそれぞれ気体、液体、固体のいずれかをとり得るため、その組合せによりさまざまな呼称がある.気体に液体または固体粒子が分散したものはエアゾール(エアロゾル)、液体に異なる液体粒子が分散したものはエマルション、液体に固体粒子が分散したものはサスペンション(ゾル)とよばれる.(→分散)(鈴木敏幸)

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