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2-アルキル-N-カルボキシ-N-ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン [2-alkyl-N-carboxy-N-hydroxyimidazolinium betaine]

炭素数11〜17のn-アルキル基をもつヒドロキシエチルイミダゾリンをカルボキシメチル化して得られる両性界面活性剤.油脂を乳化させる作用があり、洗浄性、起泡力が良好で、両性界面活性剤の中でも毒性、皮膚刺激性、眼瞼(がんけん)刺激性が少ない.強酸性および強塩基性の状態でも表面張力を低下させる作用がある.シャンプー原料として広く使用されているほか、乳化剤として、クリーム、乳液、化粧水などにも用いられる.(太垣成実)

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