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GMP [Good Manufacturing Practice]

日本化粧品工業連合会自主基準“化粧品の製造及び品質管理に関する技術指針(化粧品GMP)”は、昭和56年1月に制定された.目的は、化粧品の製造所における化粧品の製造および保管ならびに化粧品の製造所の構造、設備に関して定めることにより、化粧品の品質の確保をはかることであり、製造現場の細部にわたって品質管理の手法が示されている.また、品質管理は周到な準備と施設、ならびに実施によってなりたつものであり、安全性尊重の強い理念で貫かれてはじめて目的が達成できるものであることを示している.化粧品GMPがきわめて重視しているのは清潔度であり、製造所の清潔度にランクづけをし、作業室の区画については参考図を示している.区画には“部屋内に空気の流通がない状態をいう”と定義して清潔度保持への周到な注意を与えている.(永井昌義)

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