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ポリオキシエチレンアルキルエーテル [polyoxyethylene alkylether]

高級アルコールに酸化エチレンを付加重合したエーテル型非イオン性界面活性剤.高級アルコールに塩基性触媒を加え130〜180℃で、常圧または加圧下で酸化エチレンを反応させて得られる.ポリオキシエチレン付加モル数(親水性)とアルキル鎖の炭素数(親油性)により、親水性から親油性まで幅広い物質があり、優れた乳化力、洗浄力、浸透力、可溶化力を有する.乳化剤にはアルキル鎖が炭素数16以上のものが適しており、洗浄剤、浸透剤には炭素数12前後、可溶化剤には分岐あるいは不飽和で炭素数16以上のものが適している.また、ポリオキシエチレン付加モル数(物質量)によっても、発揮される機能が異なる.化粧石けん、シャンプー、リンス、ファンデーション、クリームなどに分散剤、可溶化剤、洗浄剤、浸透剤、増粘剤、水中油(o/w)型エマルション、油型水(w/o)型エマルションとして広汎に使用されている.(太垣成実)

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