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ひまし油 [caster oil]

トウゴマの種子から採取される無色〜淡黄色の液状油脂.石けん原料や界面活性剤の原料としても利用される.凝固点−13〜−10℃、比重0.950〜0.974(20℃)、屈折率1.477〜1.479(20℃)、けん化価176〜187、ヨウ素価81〜91.ひまし油はその主成分が85〜95%含まれるリシノール酸(構造中に-OH基をもつ)であるため、ほかの油脂と異なり粘稠な液体であり、エタノールに溶解するなどの特性を生かして、エタノール含量の多いへアトニック*に使用される.また、木ろうとともにポマードの主要な原料でもある.さらに顔料の分散剤や可塑剤として口紅にも使用され、皮膚表面に保護膜をつくるので、皮膚の乾燥を防ぐためにも用いる.(西田勇一)

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