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「T」 一覧 93件の項目があります。(4ページ目の31 ~ 40項目を表示)

サーモトロピック液晶 [thermotropic liquid crystal]

物質に、熱をかけていくと温度の上昇に伴い、固体(結晶)→液晶→液体へと変化する液晶状態のこと.すなわち温度を制御することにより液晶を生成させる.サーモトロピック液晶は、分子形状とそれに基づく分子の三次元的な配列パターンにより次のタイプに分類される.
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増粘剤 [thickener、 thickening agent]

製品を使用しやすい粘度に設定し、製品系の安定化をはかる粘度調整剤.水溶性高分子が配合され、おもに合成高分子のカルボキシビニルポリマーや半合成高分子のカルボキシメチルセルロースなどが使用される.乳液やリキッドファンデーションなどの基剤の粘度を増し、乳 ・・・続きを読む

角層重層化 [thickening of stratum corneum]

角層肥厚

角層肥厚 [thickening of stratum corneum]

角層の厚さが生理的条件下よりも厚くなっている状態のことで、角層重層化ともいう.角層の厚さには部位差があり、手のひらや足底は約50層ときわめて厚く、逆に顔面は約10層と比較的薄い.表皮ターンオーバーが一定のリズムで繰り返されていると、角層の厚さは変わらない ・・・続きを読む

チオグリコール酸 [thioglycolic acid]

還元作用のある透明な液体で特有な臭いを有する.パーマ剤の1液として用いられる.(→パーマネント・ウェーブ)(神田吉弘)

チオ乳酸パーマ [thiolactate permanent wave]

主成分がチオ乳酸であるパーマネント・ウェーブ用剤(パーマ剤)である.パーマ剤は薬事法上、医薬部外品に指定されており、配合する原料の種類や量については厚生労働省により規制されている.パーマ剤1液の主成分にはチオグリコール酸やシステインが使用されているが、 ・・・続きを読む

チオタウリン [thiotaurine]

抗酸化剤である.メチオニン、システインなどの含硫アミノ酸の代謝生産物で、生体内に存在する.抗酸化性を有するチオタウリンは酸化されると、やはり生体成分であり化粧品にも用いられるヒポタウリンやタウリンに変化する.また、保湿性もあるためスキンケア化粧品にも ・・・続きを読む

チキソトロピー [thixotropy]

物質にひずみや応力を加え流動させたとき、流動性が一時的に増加し、流動を停止すると、所要時間の長短にかかわらずふたたびもとの状態に回復する現象.チキソトロピーは粒子間の凝集力による構造形成能に大きく支配される.概して球形粒子よりも非球形粒子の分散系で著しく ・・・続きを読む

色の三属性 [three attributes of color]

人の側から見た色の印象のことで、色相明度彩度をさしていう.色相は色み、明度は明るさ、彩度は鮮やかさをそれぞれ示す.色の見え方は光源の種類や物体の性質などにより変化するが、物体の色であっても空や虹のような色であっても、この三つの印象を人に与える. ・・・続きを読む

タイム油 [thyme oil]

シソ科のタイム(Thymus vulgaris L.)の全草より水蒸気蒸留法で得られる精油.南欧原産のタイムは環境適応性に富み、同地域を中心として多くの国々で生産されている.全草に芳香をもつことから、立麝香草(たちじゃこうそう)という和名をもつ.おもな香気成分はチモール ・・・続きを読む

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