LIBRARY ライブラリー
のマークが付いている項目は化粧品事典のサンプルとして本文をご覧いただけます。
化粧品事典には全ての項目の本文が記載されております。
「ふ」 一覧 107件の項目があります。(3ページ目の21 ～ 30項目を表示)
副交感神経 [parasympathetic nerve]
交感神経とともに中枢神経の情報を内臓効果器に伝える神経系のこと．よく知られている迷走神経、骨盤神経は、副交感神経に含まれる．眼、唾液腺、肺、心臓、血管、胃、腸、肝臓、膵臓、膀胱、性器など多くの臓器の機能を調節している．交感神経、副交感神経ともに節前神経 ･･･続きを読む
複合素材 [complex material]
2種以上の素材を組み合わせたもの．各種素材にはそれぞれ長所短所があり、単一素材ではその短所のために使えないが、2種の異なった素材を組み合わせることにより互いの短所をカバーし合い双方の長所を引き出せる場合がある．たとえば高いガスバリア性と遮光性を必要とし金属 ･･･続きを読む
副腎髄質ホルモン [adrenomedullary hormone]
副腎髄質で合成、分泌されるホルモン．副腎髄質は副腎の中央部にあり、副腎皮質に囲まれている．大量のアドレナリン、わずかなノルアドレナリン、ごくわずかのドーパミンが分泌される．副腎髄質細胞は、発生学的には交感神経節後ニューロンと同一であり、アセチルコリン ･･･続きを読む
副腎皮質刺激ホルモン [adrenocorticotropic hormone]
コルチコトロピン、アドレノコルチコトロピンともいう．副腎皮質の形態を維持し、副腎皮質ホルモンを産生、分泌させるホルモンのこと．39個のアミノ酸からなるペプチドホルモンで、下垂体前葉が合成、分泌する．ACTHとよばれることが多い．ACTHの合成と分泌は副腎皮質刺激 ･･･続きを読む
副腎皮質ステロイド [adrenocorticoid]
副腎皮質ホルモン
副腎皮質ホルモン [adrenocortical hormone]
副腎皮質が合成し、分泌するステロイドホルモンの総称．コルチコイド、コルチコステロイド、副腎皮質ステロイドともよぶ．副腎は左右の腎臓の上端に接して存在し、副腎髄質と外側の副腎皮質に大別される．副腎髄質からは副腎髄質ホルモンが、副腎皮質からは副腎皮質ホルモ ･･･続きを読む
ふけ [dandruff]
頭部に生じて目に見える大きさの鱗屑（りんせつ）のこと．その特徴は炎症を伴わないこと、および頭部に発生場所が限られることである．頭皮表面から古くなった角層細胞は、常時小さな鱗屑（→スケーリング）として剥離（落屑）しているが、表皮の角化が亢進すると鱗屑は多 ･･･続きを読む
ふけ・かゆみ用剤 [antidandruff and antiitching agent]
ふけの発生やそれに伴うかゆみ、炎症を防止するための剤．ふけ、かゆみの防止には、皮脂の分泌を抑制するための抗脂漏剤（→皮脂分泌抑制剤）、ふけ原因菌の増殖をおさえる殺菌剤、皮脂の酸化をおさえる抗酸化剤、多量に生成した角層を減少させるための角層剥離・溶解剤 ･･･続きを読む
賦香率 [perfume dosage]
最終製品に添加されている香料の比率のこと．通常は質量百分率％（w/w％）である．それぞれの商品ごとの賦香率（％）を示す（表）．（浅越亨)
フゼア調 [fougere tone]
ラベンダー油を核にして、ベルガモット油、クマリン、オークモスアブソリュートなどのアコード（香りの調和のとれた組合せ）を基本骨格とした香調．フランス語のFouge're（フジェール）は羊歯（シダ）のことであるが、シダの香りとは関係がなく、香りの創作のモチーフ ･･･続きを読む