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「え」 一覧 82件の項目があります。(8ページ目の71 ~ 80項目を表示)

塩化ベンザルコニウム [benzalkonium chloride]

陽イオン性界面活性剤の一種で、強い殺菌力を有し、シャンプーやヘアトニック*に配合される.また、毛髪に吸着して柔軟効果、静電防止効果もあることから、リンス剤としても使用される.(山戸直弥)

塩化ベンゼトニウム [benzethonium chloride]

陽イオン性界面活性剤の一種で、強い殺菌作用、防臭作用を有する.殺菌作用、防臭作用を利用してシャンプー制汗剤洗顔料などに配合される.(山戸直弥)

塩基性炭酸鉛 [basic lead carbonate]

鉛白(えんぱく)

塩酸クロルヘキシジン [chlorhexidine hydrochloride]

殺菌剤の一種で、1954年Daviesらによって合成された.ヒビテンともいう.白色の微細な結晶性粉末で、水にわずかに溶け、非極性溶媒にはほとんど溶けない.強い抗菌力と広い抗菌スペクトルをあわせもち、持続性もある.第四級アンモニア系、フェノール系などのほかの殺菌剤 ・・・続きを読む

塩酸システイン [cysteine hydrochloride]

硫黄を含むアミノ酸の一種で、シスチンが還元された形の物質.還元作用を有し、ほかの物質を還元するとともに自身が酸化されてシスチンになる性質を応用して、チオグリコール酸と同様、パーマネント・ウェーブ用剤の第1剤(還元剤)として使用されている.(山戸直弥 ・・・続きを読む

炎症性サイトカイン [inflammatory cytokine]

リンパ球やマクロファージなどから産生される、微量でも強い生理活性作用を有するタンパク質を一般にサイトカインと総称する.サイトカインは非常に多彩な生理活性を示すが、なかでも細菌やウイルスの感染、腫瘍、創傷治癒などに伴う炎症反応に関与するサイトカインを ・・・続きを読む

炎症反応 [inflammatory reaction]

生体にとって有害な刺激が侵入または内部で形成された場合に生じる、局所的な生体反応の総称.局所の反応に伴う急性の全身症状を含める場合もある.炎症反応は刻々と変化する多様でダイナミックな連鎖反応の過程そのものであり、局所の生体調節反応の表現であるととらえるこ ・・・続きを読む

炎症メディエーター [inflammatory mediator]

炎症反応に関与する化学物質の総称.炎症性サイトカインのほかに、C3a、C5aといった補体成分、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジン、ロイコトリエン、血小板活性化因子(PAF)、ブラジキニンなどがある.それぞれ、血管透過性の亢進、平滑筋の収縮、炎症性細 ・・・続きを読む

演色性 [color rendering property]

人工光にさらされた物体の色の見え方が、自然光のもとでの状況に近いかどうかを示す光源の性質のこと.演色性は演色評価数により表され、基準となる光源を100とし、定められた物体の色のずれから計算する.演色評価数は普通型の白色蛍光灯(色温度4,200 K)は約60、三波長型 ・・・続きを読む

塩析 [salting out]

ある有機物質の溶液に可溶性塩類を加えて、その容質を析出させること.たとえば石けん製造時、けん化反応が完了した後にかくはんをつづけながら食塩、あるいは飽和食塩水を加えていくと、石けんは塩水に溶けにくいため水分を分離する.この作用を塩析という.(神田吉弘)

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