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「S」 一覧 239件の項目があります。(10ページ目の91 ~ 100項目を表示)

くすみ [skin dullness、 somberness]

“くすみ”は肌状態を表す用語として広く認知されており、女性の肌悩みのなかでも上位を占め、20歳代後半〜40歳代で増加することから、加齢による影響も考えられている.現象が非常に複雑で定義が難しく、化粧品業界内でも統一的な認識がもたれていなかったが、1995年に日本化 ・・・続きを読む

皮膚の恒常性維持 [skin homeostasis]

皮膚

皮膚免疫 [skin immune system]

人体の表面を被う皮膚は、微生物の感染を防ぎ抗原を排除する機能を有し、外部環境から生体を保護するための重要な免疫器官である.外部からの異物の侵入は、角層により阻止されているが、細菌などの病原微生物や化学物質が傷ついた部位やバリア機能が低下した部位から侵入 ・・・続きを読む

皮膚刺激 [skin irritation]

刺激物質物理的刺激によってダメージを受けた皮膚の細胞から放出された炎症メディエーターによって生じる、免疫系を介さない可逆的な炎症反応.とくに表皮のケラチノサイト(表皮角化細胞)は、刺激によりアラキドン酸代謝物やサイトカインなどを産生するこ ・・・続きを読む

皮膚明度 [skin lightness]

皮膚の色の明るさ.通常色彩計で計測できるL*a*b*表色系のL*値、マンセル表色系の明度(V)で表される(→皮膚色).日本人の頬はL*値で54〜69程度、明度で5.3〜6.8程度の数値を示す.皮膚の明度は、日焼け、色素沈着などの皮膚のメラニンの増加により低下する.また ・・・続きを読む

皮膚生理指標 [skin physiological parameter]

皮膚の状態を客観的に判断するために用いられる機器計測値のこと.皮膚の状態は、生体内外の環境によって常時変化しているため、皮膚を傷つけずに測定可能な指標は有用である.よく用いられる指標には、角層水分量経表皮水分蒸散量、皮脂量、皮膚粘弾性、皮膚表面形態 ・・・続きを読む

皮膚生理 [skin physiology]

皮膚で起こっている生命現象全般の総称.皮膚は生体の最外層に位置し、生体と外界との境界を形成している.しかし、たんなる物理的な境界ではなく、さまざまな生命活動が営まれている.
生体を守る皮膚の働き
皮膚の面積は成人で約1.6〜1.8 m2、重さは体重の約8% ・・・続きを読む

皮膚の保護 [skin protection]

皮膚機能を阻害する要因から皮膚を守ること.阻害は大きく、①皮膚表面に付着した汚れ、②紫外線、乾燥、酸化などの環境要因、③加齢などの内的要因、の三つがあげられる.皮膚機能を維持向上させるためには、これらの要因に対する処置が必要となる.皮膚表面 ・・・続きを読む

皮膚反応 [skin reaction]

外界からの刺激に対する皮膚における生体反応の総称.しかし狭義にはパッチテストなどで生じる紅斑、浮腫、落屑*(らくせつ)など、特定の反応をさす場合もある.(足利太可雄)

肌荒れ [skin roughness]

皮膚の表面形態が乱れている肌状態の総称.健康な皮膚の表面では、皮溝皮丘によって規定されるきめ(肌理)が形成され、光学的にも規則的である.しかし、肌荒れした皮膚の表面では、きめが乱れて、さらには鱗屑(→スケーリング)が発生し光学的に不規則になり、肉眼で ・・・続きを読む

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